旧犬鳴トンネル
687 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:09:35.35 ID:Z9Lb2tqxi
まとめを読んでて最近のに追いついてないけど
思い出した話があるので10年位ぶりに書き込み。
当方が工房だった頃の担任から聞いた、担任が大学生だった頃の話だからおよそ20年くらい前の事
怖い話に時々出てくる福岡の犬鳴峠の旧犬鳴トンネル
肝試しスポットとして当時も既に超有名だった。
担任は怖いもの知らずな先輩に連れられて旧犬鳴トンネルに通ってたそうだ。
当時はゲートすら無く、入り口にブロックも置いてなかったから旧トンネルへは簡単に入れた。
夏の週末になると担任と先輩は車を手前の分岐に隠し、明かりの点いていない真っ暗なトンネルの中に潜む。
週末だから当然肝試しにやってくる奴が居る。
トンネル事態の雰囲気も相まってなかに入る奴は皆及び腰。
怖さを紛らわせるためにキャーキャー騒ぎながら入る奴も居る。
ある程度奥まで入ってきたら先輩と担任の登場だ。
ウォーーーーーーーとか叫びながら脅かすのだ。
男はさっさと追い出す。
長いこと潜んでいるから当然目が慣れて見分けは付く。
女は両側から叫んで動けなくし抱きついて色々触ってから追い出す。
夏だから当然薄着。
アレは良かった。と思い出に浸る担任。
霊症は何も起きなかったと言っていたが、
当時(話を聞いた時)20台後半に差し掛かった担任の頭頂部が
残念なことになっているのが霊症だろう、と話を聞いていた俺達は納得した。