辻占


905 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2014/08/10(日) 11:53:44.29 ID:4fckdqli5
子供の頃、おじいちゃんに貸してもらったお呪いの本(平成元年だったかな?かなり古い本)で
当時、好きだった人がいたので恋占いをしてみた。
その占いというのは、十字路がある場所に立って「辻占ひの神〜(ry」という歌を3回歌った後に
出会う通行人の3番目の人の声が、想い人が自分に対して思っている気持ちである、というもの。
車や人通りが激しい時間帯を避けて近所の小さなの交差点でやった。
歌い終わって3人目を待った。1人、2人と通り過ぎ、自転車のJKらしき3人組集団が喋りながらこちらへ走ってきた。
JKの1人が「うまい棒は、貧乏人の食べ物だよね〜!」と言って颯爽と通り過ぎた。
私は茫然しつつも何か深い意味があるんじゃないかと色々考えを練ってみたがどうあがいても
“うまい棒を食べていそうな貧乏人”という解釈になったので本はすぐおじいちゃんに返して泣いた。
 

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