小学校の子供

俺（霊感なし。霊はあまり信じて無い）が近所の仲が良いおじさん（自称霊能者。霊感が強いらしい）と　
とある小学校の通学路を歩いていた時の事。
さっきまで喋っている俺の話をニコニコ聞いてくれていたおじさんが突然立ち止まり小学校の方を見た。
そして中庭の右側の茂みを指さした。
「お前には、あれが･･･みえるか？」
俺が見る限りおじさんの指さした方向に人影や動物らしきものは見当たらなかった。
ここで無視をしてさっきの話に戻したかったが
「えっ！なになに？おじさん、なにがいるの？」という言葉を掛けて欲しいとばかりに
キラキラした瞳でこっちを見てくる横のおじさんを無視をするのもどうかと思い、結局質問することにした。
「なんか、いんの？」
「あぁ。女の子の霊がこっちを向いて突っ立っている。」
「いくつくらいの？」
「歳は小学一年生くらいかな。」
「服装は？」
「白いワイシャツに赤い吊りスカート。黄色い通学帽子を被ってるな。」
「顔は？」
「帽子で隠れていて目元が良く見えんが･･･口元はにやっと笑っている」
「髪型は？」
「おかっぱ」
「おｋ、そいつはちびまる子だ」

その後、俺は「アニメの観すぎだよ」と一蹴し、このインチキおじさんに別れを告げ帰宅した。
おじさんの頭がﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟﾗﾊﾟｰじゃないのだとしたら俺の目がﾎﾟﾝﾎﾟｺﾘﾝなのだろうか。
　

小学校がﾋﾟｰﾋｬﾗﾋﾟｰなのかもしれん
　

まる子「おーなかが減ったよぅ～」
　

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