撃退話

霊の撃退話を一つ。

夜中にふと尿意で目を覚ましたら部屋の隅に黒い塊が
立っている。ちょうど170cmぐらい。

ゆらゆらしてたけどぶっちゃけ私はメガネ無しじゃちょっとそこの文字も
読めない。

私は言った　「ああ、目がすこぶる悪いから悪いけどもやっとしか見えない
視力　回復させてよｗｗ　それじゃトイレ行くんだ　私」
　

幽霊は自分の姿を確認させるために視力をも回復させてくれる。
そんな事を思ってたんだ。　もやは視力を回復させてから来いの発言に
ピタッと静止してそんで消えた。

次の日、また尿意で夜、目が覚めると足元にもやがあった。

「いやいや、近づけばいいってもんじゃないでしょ!
視力を回復させなさいとi言ったの　悪いけど暗くてやっぱり見えない」
　

暗いもやがまるで窓の外を見るかのように動いた。
窓の外はお月さまが出ていて部屋は明るくぶっちゃけ見えてた。

（やりおる　こいつ・・・突っ込んでんのか？明るいじゃねーかって？
やかましいわ!お見通しか・・・）

「トイレ　行くからごめんね。引きとめたいならおしっこなんとかして」

もやはなんか後ずさりして消えた。　飲ませようなんて思ってないのにｗｗ
　

そして次の日、夜　目を覚ますともやさんは私の布団の上。
ちょうど腹の上あたりでアヒル座りでヌーっと顔を近づけてきていた。

（こんちくしょう、視力　回復させずに近づけば見えるだろってか？）

ここで正体が判明。お決まりのように女性だった。

無表情で中の下ぐらいの顔面。　私は言った。
　

「私、幽霊を信じてないよ。本当に幽霊ならリクエストに答えて
実行してよ。　出来るでしょ？　割り箸を鼻に詰めてどじょう救いをしんさい。

頭にはふろしき被ってね。　それがダメならレッツサンバだ。
盆踊りでもいいね。こちらが言った事を実行する　それなら幻覚じゃないでしょ」
　

と次々と霊にして貰うリクエストを言ってたらいつのまにか
女性さんはきえてました。　それからもう出ていないよ。

でも私は待っている。彼女が唐草模様のふろしきかぶって
ざるを持ち鼻に割り箸つめてエンヤコラサッサとどじょうすくいを
してくれるのをｗｗｗ
　

コメントを読む
Part24 次の話
Part24 Menu (１列) (表)
１列メニュー Top

名前：
コメント（空白なら拍手のみになります）

　送信