霊と悪戯

私の部屋で起きた笑えた話。
昔から霊感があって幽霊とかよく見てたんだけど
小さい頃から見てたから慣れっ子で怖さは感じなかった。

私の部屋にあるベッドは下にもぐりこんで隠れる事が出来るのね？
小さい時はよく妹とかくれんぼで隠れてた。
で、ある時　やたらベッドの下から寝てるとドンドンとやられる時があったの。
（ああ、悪戯の幽霊かな？）と思って特に気にはして無かったんだけど
相手はスルーされるのが気にいらないのか必死でドンドンやってきていた。
　

そしてあれは昼間だったかな？　ベッドに寝そべって本を読んでいたら
昼間なのにドンドンと来て。　ああ、こりゃいるなとそっと気づかれないように
ベッドの下を覗いたら長い髪の毛が見えたの。

ちょうど部屋にいた妹に（今　下にいる）とジェスチャーして
気づかれないようそっと降りて妹と共に部屋の外に出た。

ベッドはドンドンと未だにやっている　気づいてないから。
その光景に笑いをこらえながら数分　眺めてたの　面白いから。

そしてもういいかなと思って
　

「ベッドの下にいる人～　私たちはこっこですよ～」と妹と叫んだら
ベッドのドンドンがピタッとおさまり次の瞬間

「おっおっおっおっおっお～～!!!」と女の人の雄叫びが聞こえ
ベッドがガタガタ揺れて下からぬっと白い服をきた長い髪の
女の人がはいでて来て立ちあがりこっちへ走ってきたの。

私たちはキャーと言ってドアを閉めケラケラ笑いながら逃げたっけ。
ちなみに妹も見える人。　次に部屋に戻った時にはいなかったけどね。

私達がもういないのに必死でドンドンやってた女の霊さん　ごめんね。

　