人形から守られて、説教くらった
兄貴の話をした者です。
俺らには、かなり電波な姉貴がいる。非常にぶっ飛んだ姉貴だが、
話した事がその通りになったり、話の内容調べたらそのまま当たってたりだったりとか頻発する。
かと言って姉貴は、怪談とかスピリチュアルとか嗜む程度で楽しむならわかるが、
主軸に据えて生きると人生崩壊するしかない。酒と同じだ。
怪しい事には近付くな、と厳しく俺ら兄弟に言ってくるんだ。
しかし、身近で一番怪しいのは姉貴以外にいない。
そんな姉貴にまつわる話が幾つかあるので紹介したい。
霊感テスト?て言うのかな。無人の自分の家を思い描いて、てゲーム?
中学3年受験真っ只中に姉貴は暇潰しにやってみたらしい。
子供部屋の勉強机で。
すると、自分の真横に仁王立ちする国籍不明の軍服マッチョがいるのが見え、
は?(?_?) 何故?
と一瞬でゲーム中断してしまった。
肉厚質量がハンパなくて、顔を見ようと考えたが、どうしても顔は見えないんだと。
首なしかとも考えたが、なんとも言えない。
と、考えるのに飽きたらトイレに行きたくなったそうな。