山肌の影

おとといの晩に車乗ってたらまたまたおかしな物に遭遇したので報告。　
夜間にたまたま車がすれ違えるかどうか微妙な山道に差し掛かったときのこと。道の向こうにライトが見えて対向車に気付いて車を寄せて止めた。　
狭い山道で双方が動いて事故ったりしたらめんどくさいしもしも事故っても責任を問われないようにこういう場合俺は止まることにしてる。　
で、止めたのはいいんだがライトで照らされた山肌にチラチラ動く影が見えたわけ。　季節外れの熊か猪かと見てたんだけど、よく見るとホントに影しか無いんだよね。　
何度かライトを点けたり消したりしたんだけど影しか見えない。そのうちこっちに気付いたか影が徐々に大きくなってくる。　
どうやらライトと山肌の間に目には見えないけど光を通さないナニカがいるらしい。　理科の実験とかでやったことあるだろ？　物体と光源が近づくと影が大きくなるって原理だよ。　
そのうちソイツはこっちにどんどん近づいてきて山肌が完全に影に覆われた瞬間。　キキーッ！　ガシャーッ！　いつのまにか近づいてた対向車に見事に轢かれた。　
何かしら衝撃があったらしくて向こうのドライバーも降りて来て少し会話した。
「何か轢いたような気がしたんですけど…」「いえ、何も見えませんでしたよ。気のせいじゃないですかね？」「そうですかね？　車も何ともなってないし」　
そのまま別れた後、おそらくソイツが倒れてるらしい所を踏んで帰ってきたけど。いや、どう考えても踏まなきゃ帰れないし。　
結局、なんにもなくてそれっきり。何だったんだろうなアレ。
　　

フィクションかノンフィクションか知らないが、似た話を本で読んだことがあるよ

濃霧の中をライトつけて走ってたら、前方に手を広げた人影が立っている。
真正面だから慌てて止めて何事かと降りたら、橋が落ちていた。
これを知らせてくれたのかと、あたりを探しても人などいない。
再度ライトをつけると霧の中に人影が。
正体はライトに張り付いた虫だか蛾だか。
うごめく姿の影が、手を降る人影そっくりだった。

という話。
　　

>>569
車に乗っててまたまた遭遇って、ひょっとして車の足の人？
　　

ブロッケンマン現象みたいだな
　　

>>572
＞ブロッケンマン現象みたいだな

ちょwww
さりげなくダジャレ言うなよ
　　

>>569
面白いなw
　　

コメントを読む

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