エプロン姿


718 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/28(金) 06:29:57 ID:i/XgaowOO
とても暑かった夏の日のことです。
私は肩紐の細いタンクトップと短目のスパッツの上に大きなエプロンを着けて灼熱のキッチンでパンを焼いていました。
奥のダイニングで妙な音と気配がするのでパン生地を放り出して向かってみると、まだ十代後半であろう半透明な幽霊のお兄さんが
「見てはいけないものを見てしまった!!!」
という表情をしてお持ちになっていたご自分の生首を抱え込みました。
正面から見た感じだとタンクトップとスパッツがエプロンで隠れて裸にエプロンをしているだけのように見えたんでしょうね。

「いけない!このままじゃ、汗だくで、息を荒げ、手を何かのパウダーだらけにし、裸エプロンで飛び出すふしだらな女と思われてしまう!」
と判断した賢い私は
「あ、違うんです、これは!」とエプロンの胸元をまくり下のタンクトップを見せ己の正当性を主張しようとして
勢いあまってエプロンと一緒にタンクトップもまくり上げ迅速に右乳首を見せつけました。
  
719 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/28(金) 06:31:45 ID:i/XgaowOO
痴女です。立派なものです。

発狂しパニックになった私は「着てるんです!着てるんです!ほらほら!」と幽霊さんの周りで万歳して回転し、混乱した幽霊さんも「分かりました!着てます!奥様、着てます!」と叫ぶ阿鼻叫喚図。
今すぐ雷が落ちて辺りを焼き払ってくれないかと思いました。

それ以降心霊現象は起きなくなりました。
パンも上手に焼けました。
  
721 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/28(金) 07:42:31 ID:FDidM2m20
>>718
それ配達のお兄さんじゃなかった?
  
722 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/28(金) 07:52:13 ID:Ihk3OGHg0
>>720>>721
リアル人間や配達のお兄さんは半透明にはなれないし
まして自分の生首を抱えていたりはできない
  

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