白い人型

暇人なので、投稿します。
幼稚園児の時、自称カミサマなお兄さんとは別に、隣に白い細身の子供の人型がいました。
もしかしたら、自称カミサマなお兄さんがサイズを変えていて、私は「お兄さん」と認識出来ていないだけだったのかもしれない。
ゴロゴロ畳の上で転がったら、人型も同じようにゴロゴロ。私がブリッジしたら、人型はブリッジ失敗してた。そのことを笑ったら拗ねた。
話の時系列？的には、忌み名ってタイトルでまとめて頂いてる時ぐらいの年齢。
名前の話の後で、お兄さんが、色の名前を教えてくれていた。
「白は××(読み方覚えてない)って読む」「赤は××」「茶は××」「黒は××(なんか間が抜けた音)」「黄色は××」
因みに青か緑も言ってたけど、区別はなかったようでどちらかの色の名前は教えてくれていない。
で、何をどうしてそうなったか分からないが
私「白はねー、寂しい色なのー。黒は賑やかで、赤は熱い。黄色は太陽で、眩しい。青は涼しい。緑は爽やかな色なの」
と自分が言い始めた。感心した様子のお兄さん尻目に持論を展開。
私「でねー、白はねー寂しいから構うと喜ぶの」
と言い自分の隣の細身の人型を指差した。お兄さんから指差しに対して説教された。
やっと、人型も仲間に入れて三人？で遊び始めた。遊んで疲れて休憩していると、お兄さんが私の方を見て言った。
「そろそろ君は、自分の場所に行かなくちゃね。いやいや君じゃなくて、隣の白い子に言ってる」
と。白い子は頷き立ち上がって、霧のようにスッと消えた。
友達が消えたと文句言ったら
「これで良いんだよ」って言われた。あと、友達は幼稚園で作れと正論かまされた。
ついでになんか更に言われて言い合いになり、お兄さんがふてくされて解散。
後日、お兄さんが再び出現して私が更に文句言ってた。
読み方を教えて貰ってた時に、お兄さんが言った一言に対しての文句。
「これ知ってたら自慢出来るよ」
で、自分はガチで自慢した結果、幼稚園で散々馬鹿にされた。
「自慢するのは良くないってことが、分かって良かったじゃないか」
と言われ、何も言えなかったが殴った。
書いてみて思ったが、子供サイズの人型とお兄さん別物だったorz
特にオチはないけど、大人はズルいと思いました。長々とごめん。以上
　