話し方


925 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2016/07/26(火) 01:02:36.40 ID:eIUu1y27O
さて、暇人なので投稿します。
小さな頃、見えないお友達に対して元気よく会話していた時がありました。自分にしか見えないので、端から見たらおかしい子です。
その日も変わらず「あのね。あのね!」なんて興奮気味に話す私に、暫く付き合ってくれた見えないお友達は言いました。
「心の中で話してごらん」
「なんでー?(´`)聞こえないよ?」
「実は自分は、心が読めるんだ。だから君が黙ってても言いたいことが、分かるんだ。他の動物も人の心の中が読めるんだよ。だから、話すのは心の中だけにしなさい」
因みに、当時の自分は近所の犬や野良猫に普通に挨拶したり会話したりしてました。黒歴史。
「分かったー。二重に、聞くことになってうるさいもんね。今までごめんね」
と心の中で言うと、満足そうに笑ってくれた後に
「今まで言わなくてごめんね」
と言われ頭を撫でられた。因みに、見えないお友達は普通に話してたので抗議すると「(私)は心が読めないから仕方ない」と言われた。
このことで、独り言を話し続けてる姿を見られることがなくなった。その代わり、ぼんやりした子とは言われるように。
今考えると、なんか色々教えてくれてたなと思う。
仕事の帰り道で会った子猫に、話し掛けた時に思い出した話。
 

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