居合いの兄


871 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2016/06/20(月) 22:05:12.72 ID:c/9sULdos
初めてだけど、暇だし書き込ませてもらう。

零感ではない私が体験した、最近のできごと。
お気に入りのホラー番組の録画を見てたとき、後ろから視線と気配を感じた。
でも、家には私以外出かけてて居ないし、後ろにある窓にはキッチリ遮光カーテンかかってる。
それだけなら、けっこうあることだから気にしないんだけど、その日はいつもとは全然違った。
普段はしばらくすれば勝手にその手のヤツは居なくなるんだけど、居なくならない。
しかも、視線も気配も強くなるし、ボロイ私の家のリビングの床を軋ませるおまけ付き。
ヤバイ!どうしよう!ユートピア?なんてパニックを起こしていた所に、玄関の開く音が。
ただいまー♪とご機嫌な様子で兄帰宅。
そのままリビングに来て持ってた荷物を片付け始めるけど、私のパニックにも、私のパニックの原因にも気づいた様子はない。
よく考えたら兄は自称零感。私から見ても確かに零感。役には立たない。
なおも近づいてくる視線と気配に、いよいよ私が逃げようとしてた時だった。
ダン!というデカい音を立てて兄が立て膝の姿勢をとっていた。
その手に持っているのは紛れもない日本刀。左手は腰の辺りで鞘を持ってる。
所謂、居合の抜き打ちの姿勢だった。
その切っ先が通ってたのは、さっきまで気配のあった場所。
気配、消えてたよ。斬られたのかな…

落ち着いてから問いただしたんだが、ご機嫌で居合の稽古から帰ってきたら、ワケの判らないのがリビングで堂々としていたから、苛立ち紛れに抜き打ったそうだ。
いわく、お互いの領分をわきまえやがれ、だそうだ。兄、零感じゃなかったよ…

ちょっと衝撃的過ぎたので思わず慣れない書き込みをしましたが、読み返してみたらネタ臭すぎる…
まだ叩けば埃の出そうな兄なので、ちょっと叩いて見ようと思います。
お目汚し、失礼しました。
 
872 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2016/06/24(金) 11:45:03.26 ID:s6m607KUO
>>871お兄さんかっこいいですね。何か続報ありましたら是非(`・ω・´)+
 

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