神隠し


450 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2015/07/08(水) 02:09:53.58 ID:NS6UxaiHO
Aとのちょっとした出来事

元々Aから半分避けられてる感があったので、出来るだけ関わらないようにしてた
ある日、二人で帰ることになった
すると、案外Aが面白い。話をしていて楽しかった。
別れ際、Aから「(私)ちゃんと改めて話しが出来て良かったー。意外と面白いww」と言う言葉を貰った。
まだ話し足りなくて余計に長く一緒に歩くことに
A「信じて貰えないと思うんだけど」
私「何?」
A「私ね。神隠しに遭ったことがある」
私「…おお」
A「神隠しって言っても、オマケで神隠しに遭った感じかな」
私「オマケって何よ」
A「私ねー…(私)ちゃんのオマケで神隠しに遭ったのよ」

(゜Д゜;)←リアルにこんな顔出来てたと思う

A「(私)ちゃんが白い靄の人型と話をしてるの見たの。私の話題を振られてると思って慌てて隠れて…。それから10秒くらいかな?近所のお婆さんから驚かれたの。あんた、どっから湧いて出た!って」
私「湧くって」
A「だってね。あの時私と人型と(私)ちゃんの三人しかいない空間だったのに、すぐ近くで色んな学年の子達が帰ってたのよ?所狭しと」
神隠しに遭った子がいるって噂が一時期ありました。まさかAとは。
A「お婆さんに話をしたら。なんでか分かんないけど、それは神隠しだって!結局家まで送ってもらっちゃった」
私「ふむ」
A「そのお婆さんが同級生の○君のお婆さんらしくて、話を聞いた○君が護衛だって送ってくれるようになったの」
オカルトかと思ったらただのノロケか。畜生、羨ましい。
私「うん…」
話を聞いていたら二人は両思いだったそうな。
帰る時に○君のことで、からかいながらAに「Aちゃんバイバイ。元気でね」と言った。
なんで元気でねと言ったのか自分でも分からなかったけど、次の日学校行ったらAの急な転校が決まってた。
それ以来Aとは会っても話す機会はなかった。
 

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