鎧武者の話


907 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/12/16(火) 20:57:42 ID:NDfdD4TN0
これ思いだした。

892 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2008/12/12(金) 02:17:20 ID:1PK7tYay0
20 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 19:01:09 ID:+0DZXxuJ0
>>19のつづき

その日は金曜日、次の日は休み。今日はあの武者と戦う、決戦!決戦は金曜日!!
戦うといっても相手は幽霊。言葉でこちらは応戦しよう。まずコンビニでお酒、するめなどのつまみを買い夜に備えた。部屋を暗くして、ふとんの中でじっと待つ。2時過ぎかいつもの気配、今日は気絶しないようにと
お酒を一口一気に飲み気合を入れて布団からがばっと出てみた。
武者はいつものように「はなてーーーー」の口の動きと共に矢を放つ。
その瞬間私は「おいちょっと待て!」
「毎晩毎晩矢を放っても俺には通用しない。」
止まる武者。
「まあ話を聞け、もうこの時代はおまえさんの生きた時代じゃないんだ。
それを今は理解できないかもしれないが。」
「とにかくお前さんがここにいることはいっこうに構わない、ただ毎晩矢を放つのはやめて欲しい」
「それとこれはお酒だ、つまみも置いておく、好きにやってくれ」と私は日本酒をコップに注ぎ、
するめを皿に置いて、そのまま就寝した。
すると翌晩からは鎧武者は現れなくなった。私は話が通じてくれたのだと思い、毎日酒とつまみを
テーブルの上に置いてから就寝した。たまに、ビールやワインなどもおき「おい、これは現代の酒だ、
試してみな」と独り言のようにしゃべっては寝た。それからは寝不足もなくなり仕事も順調にすすんでいった。
  
908 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/12/16(火) 20:58:56 ID:NDfdD4TN0
893 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2008/12/12(金) 02:19:03 ID:1PK7tYay0
21 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 19:03:47 ID:+0DZXxuJ0
>>20のつづき

たまに仕事が遅くなったり飲み会で遅く帰ってきたときも寝る前に新しいお酒とつまみ、つまみもポテチやスーパーの惣菜などさまざま(自分も食べてたしな)準備して寝た。
仕事が終わらなく深夜までパソコンを使いながらの日はふと、「あんたも夜中まで仕事することとかあったのかい?」
なんて聞いたり、パソコン使いながら「なあ俺のいない時間にこの箱使ってみなよ、こうやって検索したらいろいろ
調べられるぜ」などと、話かけたりもした。
そうこうしているうちに転勤で引っ越すことが決まり引越し準備やらなにやらでお酒を忘れて何日か寝てしまったある晩、夜中に目を覚ますと彼はただじっとそこに立っていた。前のように弓矢は手に持っていなく。
「ああ、そうかすっかり忘れていたよ。ごめんな。」と俺は酒をテーブルに置きまた寝た。
明日引っ越すという晩、私は「俺は明日でここからいなくなってしまう、あんたもそろそろどこかへ
入ったらどうだ、まあ今日はとことん飲もう」とコップ二つ出して飲んだ。
「そういや今日宝くじ買ったんだ、これなんだかわかるか?この数字があたると大金当たるんだよ。」
そんなこといいながら飲みそして寝た。次の日は引越しでばたばたしたが出る前に床に日本酒を紙コップに入れてそのマンションを後にした。

新居についてそこは何事も起きなく。しばらくしてふと忘れていた宝くじを見つけた。10万当たっていた。もしやあの武者のお礼だったのかも・・・・

乱筆乱文すみません。

36 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 13:05:47 ID:UtMtL7Uk0
今その鎧武者さんはどうしてるのだろう?

43 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 18:25:24 ID:b1JDc0FN0
>>36
たぶん成仏できたんじゃね。

今までは自縛してたのに>>19のおかげで覚めたはず。
もしかしたら今は>>19の守護しているかも。
  

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