元旦から


471 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2013/12/30(月) 22:52:46.17 ID:z+Oc7gV+0
流れを読まず、正月ネタ投下させて下さい。

自分のひいひい爺さんは、元旦の早朝一人仏間で手を合わせてた時に心臓発作で旅立つと言う、縁起が良いんだか悪いんだかな亡くなり方をしたんだが、
その日の夜、ひいひい婆さんの枕元に立ったそうだ。
あぁ、急な旅立ちで、自分の事を心配してくれてるのね…と感慨深いひいひい婆さんに向かって一言、

「雑煮は…まだか……」

何じゃそりゃー!とひいひい婆さんブチギレ。
雑煮なんて、アンタが死んだから途中で作るの止めたわよ!
お節だって食べられなくなって近所に配ったし!散々よ!!
と怒鳴り散らすと、ひいひい爺さんはショボーン(´・ω・`)と消えていったという。

翌朝、流石に言い過ぎたと反省したひいひい婆さんは、椎茸と昆布の精進だしに餅と椎茸・牛蒡を入れた雑煮をお供えしたそうだ。
ひいひい婆さんは事ある毎にこの話をして憤慨してたらしいが、
実は「爺さんは私の料理にメロメロだったのよ〜」ってノロケ半分だったんじゃないかと思う。
 
472 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2013/12/31(火) 01:11:32.14 ID:Jc54/IEn0
ほんわか(=´∀`)人
 

コメントを読む
外伝6 次の話
外伝6 Menu (1列) (表)
1列メニュー Top

名前:
コメント(空白なら拍手のみになります)

 送信