>>694
私のせいで、笑えなくなってスマソ。
またまた父から聞いた話です。
父の故郷では、火の用心で夜回りする習慣があった。
ある夜、いつもの様に寝床に入っていると
「火の用心!」って声が聞こえてきた。
しかし、その後の音が変で
「火の用心〜カチッ!カチッ!カチカチカチッ!カッチ!」
幾ら聞いても、音がおかしいそうだ。
そしてその火の用心は、右から聞こえて来たと思ったら、次は左から聞こえて・・・。
父は布団の中にもぐり、その夜は震えながら耳を塞いでいた。
翌朝、親にその話をするとキツネの悪戯だったらしい。
父は、それからずっとキツネを怖がっている。
真剣な表情の父が怖い私、日本昔話みたいだナと思った。