お茶待ち


753 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2012/09/18(火) 11:59:50.94 ID:jnVjNOfz0
あの近辺で昔働いていたけど、乙女ロードが出来た頃も夏になると人魂がという
話は聞いたよ。
でもあの辺りで本当に怖いのは生きている人だったよ。
公園側の暗い場所は夜は1人では絶対通らないよう言われていた。

しかし、霊現象が起こらなくなったっていうと今はあの辺りにはサトリを撃退できる
猛者が他にもごろごろいるレベルなんだろうか…。

これだけではなんなので。
あの近辺で働いていた時の話。
その会社には女性の幽霊がいた、自分が遭遇したのは休憩室で。
休憩室には自販がありお茶は無料で飲めたのでみんな良く取りに行っていた。
喫煙室も兼ねていたので普段は誰かしらいたのだけれど、その日は珍しく誰もいなく
部屋の電気も消えていた。
扉を開けていれば自販機まで明かりは届くので電気を付けないで自販のボタンを
押して休憩ついでに目を閉じてお茶が入るのを待っていた。
すると奥から誰かの気配と共に髪の長い白っぽい服を着た女性が近付いてくる
映像が浮かんだ。目を開けると誰もいない。目を閉じると女性がいる。
不明瞭な映像なのでそんなに恐怖は感じなかったので、電気付けてないから怖い
想像したんだろう位にしか思っていなかった。
その後は電気が付いていて目を開けている状態でも映像が浮かぶように。
ただ単に自分の恐怖心が作り上げたものだと思っていた。

しかしある日休憩室でお茶待ちの時に幽霊が出る話を聞いた。
「そういえばここ幽霊出る話したっけ?」と夕べあのTV見た?位の軽い感じでw
殆どの社員がその存在を感じ、霊感のある人は普通に見えるらしい。
でも何もしない。たまに休憩室以外の所にもいるらしいけど基本は休憩室の奥。
誰か来ると確認しにくるらしい。
霊感の無い人間にも存在のアピールは強烈にしてくるのにそこに居る目的は
まったく不明だそうだ。誰も声を聞いたことが無いらしいので。
なので普段は誰も気にしていないので説明するのを忘れていたとの事だった。
自分もすぐに慣れて居ても気にならなくなった。

そして見える人達は夏になるとサンシャインに浮かぶ人魂を見て怖がっていた。
不思議なことに目撃談を聞くのはいつも夏。
自分は夏も冬も見上げてみたけどとうとう何も見ることは無かった。
 
754 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2012/09/18(火) 22:03:00.46 ID:voA8418R0
>そこに居る目的は全く不明の霊

何かロッカーの花子さん思い出しますね・・・
 

コメントを読む
外伝3 次の話
外伝3 Menu (1列) (表)
1列メニュー Top

名前:
コメント(空白なら拍手のみになります)

 送信