うろつくもの


183 名前:1/2[sage] 投稿日:2012/08/04(土) 14:42:36.92 ID:U1bS2aLr0
毛モジャ続報待ちの隙に、うちになんだか居るひとの話をさせてくれ。
前提として、自分は婆ちゃんと同居中。母親その他はすぐ近くに住んでる。

基本的にはうろついてる気配がするだけなんだが、極稀に物理干渉してくる。
自分は極度のビビリなんで、そのたびに奇声をあげたり謎の外人風リアクションしたりと
傍目にトチ狂った行動に走る。
落ち着いてから考えると「婆ちゃんと自分の会話を聞いていて手助けしようとしてくれた」という
善意の行動であることが分かって、虚空に向かってお礼を言いつつも
「ビビリなんでもうちょい穏便に頼むよ…」とため息をついていた。

で、こないだうちで物がなくなって、母親と婆ちゃんが口論になった。
自分は母親がそれを置いたのを見てるし、婆ちゃんがそれをその場から動かすとは思えない。
あまりに母親が一方的に婆ちゃんを責めるのが見ていられなくなり、
「実はこんな奴がうちにいるんで、そいつがなんかの意図で持ってったかも」と言ってみた。
そしたら母親、「分かった」っつって爺ちゃんの仏壇に向かってなんか手を合わせだした。
しばらくぶつぶつ言ってると思ったら、
「今はいないみたいで直接伝えられなかった」
「とりあえず『この子(自分のこと)を恐がらせるのはやめて』と伝えた」
「一応手は打ったけど、まだ何か起きるようなら泊り込みも覚悟してる」とか言ってきた。
(ちなみに爺ちゃんが生きてる時から現象は起きてるので、犯人は爺ちゃんではない)
  
184 名前:2/2[sage] 投稿日:2012/08/04(土) 14:43:27.87 ID:U1bS2aLr0
なんのこっちゃ、と思いながらその日は就寝。
そしたら午前三時頃に若い男がぼそぼそ言う声で目が覚めた。
音の聞こえ方からして開きっぱなしで寝てしまった携帯電話から聞こえてきてるっぽい。
よく聞こえないが、こっちの返答を待つように言葉を切ったり、
「勘弁してくれよ」というニュアンスで話してるのは分かった。
「ああ、寝てるあいだに手が当たってどっかに電話かかっちゃったかなー」と思ったんだが、
考えてみりゃ寝落ち直前まで携帯でネット見てたんでそれは考えにくい。
それに、普通ならかかってきた無言電話に向かってこんな長々と喋ってるか?
硬直してるうちに、声は「頼むよ?」みたいな短いニュアンスを最後に静かになった。

しばらく恐怖で硬直していたが、意を決して携帯を手に取った。通話があった形跡は一切なし。
画面も寝る直前に見たままだったんで、何か音が出るサイトにとんだわけでもなし。
「勘弁してくれ」って、紛失の濡れ衣着せたことなのか、母親が何かしたのか。
つーか、勘弁してくれと言いたいのはこっちだよ。なんとか意思疎通できないもんかね。
  
185 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2012/08/04(土) 15:27:55.73 ID:Fwpg8OLx0
さらっと普通に霊とコンタクトとれてるらしい母親はスルーか!
  
189 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2012/08/04(土) 18:18:55.38 ID:Mxq/6tuV0
>>183
まずは母親に聞いて事情を探るのがセオリーだと思うぞw
あと、携帯=音が出る物 っていうイメージで見てたからそこから声が聞こえてたかもしれん。
こっちの意志が伝わるなら宛名つけて置手紙でいいかもね。
  
193 名前:183[sage] 投稿日:2012/08/04(土) 20:45:03.62 ID:RwxoGG720
レスついてた。ありがとう。
母親に聞けって言われてるけど、なるべくそれはしたくない。
昔に霊が見えていたのは本当っぽいし背後に犬も一匹くっついてるっぽいんだが、
現在の母は自意識過剰で演技過多で話を盛る傾向がある。
自分の話に同調して「霊感ある自分」を演出したっぽく見えてなんとも。
あと、うっかり話して本当に泊まりに来られたら、
自分と婆ちゃんがストレスで血を吐きかねないレベルだから。
うちにいる何かのほうが実害がないんで、手紙その他で意思疎通を図ってみるよ。
(尤も、猫パンチレベルの物理干渉しかできない彼?にペンが持てるかどうか…)

と、書いてたらもうひとつ思い出したことがあるのでおつまみ程度に投下。
まだ自分が実家で母親と同居していた頃の事。
母親が居間でうつらうつらしていると金縛りにあった。
本能的に「あ、これヤバい」と思って自分のことを呼んだらしいのだが、
喉が引きつっていて声にならない上に、自室に篭っていた自分には全く聞こえなかった。
さぁどうしようと困惑していたところ、男性がふっと母親の手を握って恐怖が薄らいだ。
曰く「(自分)は今忙しいので、代わりに自分が来た」との事。
彼は母親の金縛りが解けるまで、ずっと手を握っていてくれたそうな。

ちなみにその頃の自分、音楽がんがんに聴きながらチャットしてた。
無意識にパシってごめん、見知らぬ誰か。
  

コメントを読む
外伝3 次の話
外伝3 Menu (1列) (表)
1列メニュー  Top

名前:
コメント(空白なら拍手のみになります)

 送信