>>505
見て思い出した。
当時いた会社の豪傑先輩は独身寮のヌシだった。
先輩のいた棟は「出る」噂もあった近々取り壊しの予定のあるところ。
ある時先輩が寝ていると誰かの気配がする。
すると鍵のかかっていたドアにもかかわらず部屋の隅に、髪の長い女のようなものが立っていたそうだ。
ふつうはびびるところだけどさすが豪傑、ゆっくりと立ち向かいながら
「ひ と の 睡 眠 を 邪 魔 す る な !!」と一喝してやったそうだ。
そいつはすーっと消えたらしい。
何しろ豪傑で伝説をいくつも持っている先輩だから
その話をした飲み会の時も、実は幽霊とやっちゃったんでしょ?などさんざんからかわれたが、
話をする時の先輩がいつになく無表情だったのが逆におかしかったのを覚えている。
つーか逆に自分の行為を冷静に思い出してびびったのか?