釣りの最中

霊体験というのではないが。
昔おれが川でハゼ釣りをしていると川沿いに若い男が走ってきて、
おれに話しかけてきた。
大体こういうときは、釣れますかとか何を釣っていますかというのだが、
若い男は、おれに向かって「祈らせて下さい」といってきた。
街中であれば、無視して立ち去れるのだが、あいにくと竿やらなんやらあるので
逃げることも出来ない。
おれは「今殺生の最中ですから結構です。バチあたったら嫌だもん」と断ったが
なおも男はおれに食い下がる。仕方ないので祈らせてやる。
若い男は、手かざしをして、何かブツブツ言っていた。おれは、竿を持ち
頭を下げる。非常にマヌケな光景だ。
祈り終わった後、若い男は、「何か熱のようなものを感じませんでしたか？」と
聞いてきたが、おれは「いいえ」と答えた。
若い男はおれに感謝の言葉を述べると、またどこかへ走っていった。
実は熱を感じなかったわけではない、若い男が風上に立ってくれたので
ちょっとだけ暖かかった。
　　

>>491
宗教真光のひとですな
　　

>>493
真光は「祈らせてください」とは言わないな
もし言うとするなら「手かざしさせて下さい」だろう
　　

>>494
ああ、そうなのか。すまん勘違いだね
　　

駅前で「あなたの幸せを祈らせてください」って>491と同じことされて
同じように熱を感じませんでしたかって聞かれたけど
あれは真光じゃないの？
　　

491です。
記憶が定かでないので、「祈らせて下さい」だったかどうかは、覚えていないが
だいたい、そんなようなことを言われました。
真光だと今まで思っていたのだが違うのかな。
これは俺の兄弟の友達の話だが、昼間「祈らせて下さい」みたいなのが来ても無視して
バカヤローと怒鳴っていたそうだが、夜にジョギングをしているときに暗闇に
その集団に囲まれて逃げるに逃げれず、集団で手かざしされて怖かったそうだ。
以上、先ほど、飲酒して帰ってくる途中、イケメンな外人に声をかけられ、道なら教えてやるよと
いい日本人ぶってみたけど、モルモン教に誘われた491がお送りしました。
　　

>>491の日常がｵｶﾙﾄ

と、就職の面接に遅刻しそうなのに手かざしを断りきれず、そのせいで
遅刻して面接に落ちた気弱な俺が言ってみるｗｗ
　　