天国への階段

子供の頃、我家の愛犬ヨークシャテリアのピピ♂が自宅の2階の階段から
落ちて首の骨を折って死んだ。
悲しみにくれ涙する幼い妹に母は言った。
母『ピピが我家の不幸を持って天国に逝ってくれたのよ』
妹『ピピが身代りになってくれたのね。ありがとうピピ』
だが、しかし俺は知っていた。
二階の踊り場にいつものクセで俺が一時的に置いていた、食事のお膳の
残飯を目当てに、卑しいピピが階段を昇って足を滑らせ死んだことを。
涙で濡れた瞳を向け、同意を求める妹に、俺はただ『そうだな』と言っ
て頷くことしか出来なかった・・・
　　 

飼主を選ぶ事は、出来んからなぁ。
せめて飼主に恵まれなかったピピの冥福を祈ろう。
(-人-)合掌
　　

(´；ω；`)＜なぁ兄ちゃん。なんでピピちゃん死んだん？
　　

>>374
節子乙
　　

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